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映画『シン・ウルトラマン』見てきた感想(ネタバレあるので注意)・★10 めちゃめちゃおもしろかった

シン・ウルトラマン気になってたんだけど見てきた人たちの感想がすごくよかったみたいで俄然興味沸いて昨日見に行きました!

ここからネタバレたくさんあるので注意。

見に行こうと思った決め手は予告動画で、この時に初めて米津玄師さんの歌を聞いてめっちゃよかったしかっこよかった。

きっと大丈夫だろうなと。実際その通りだった。

ゴジラを見ていたこともあって庵野監督だからエヴァ的なちょっと怖い感じなのかなと思ったらそんなことはなく全然怖くなかった。不気味でもないしシュールなところもあり。

怪獣の見た目がかわいいしなんか緊張感がない感じだけど終盤の絶望感がめっちゃあった。

あとウルトラマンが普通に飛んでるからあっ飛んでると思ったり。ウルトラマンだしそりゃ飛ぶよねと思い直した笑 いつもと違うウルトラ作品だと考えちゃってた。

今回はウルトラマン含めて戦いは全部CG?戦ってる時はハラハラしながら見てた。思わず応援したくなるくらい。

シンウルトラマンはとにかくテンポが良くて中だるみもなくどんどん外星人が出てくるからびっくりして追いつかなかった笑

根底にあるのはあきらめない・信じる・優しさが流れている。

最初にウルトラマンが現れていない頃に何体か怪獣がこの世界に来ていて、その度に人間の知恵で倒しててびっくりした。


まるでネクサスの人間側の防衛隊(ナイトレイダー)みたいな感じ。そのあとに防災庁が出来て禍特対が結成された。

ウルトラマンになる主人公の神永はこの時はまだ人間で、逃げ遅れた子供を助けようとした時に光と共にウルトラマンが落ちてきた衝撃で瀕死の状態、この時にウルトラマンと融合したみたい。

融合する前と後では雰囲気が違ってて、異文化から来た人間のことを全然知らない人みたいな。


本をめっちゃ積んでたのが気になった。広辞苑とか読んでいたから人間を理解しようとしてたのかもしれない。

そこから禍特対の仲間と交流して人間の側にいるうちに情が湧くというか、人間と融合したことで人らしい自我に目覚めていくというか…

たぶん、ウルトラマンのような光の星の人たちにはエゴ(自我)がないのかもしれない。


常に中庸の気持ちでいて物事に対して良いとか悪いとかジャッジしない。感情に流されない。

ベリアルとゼロは例外でゼロは特に人間ぽいんだよね。あんなにおしゃべりなウルトラマンは初めて見た笑

それにもっと広い範囲で物事を見ているような、常に宇宙全体を見渡しているような感じ?抽象度が高いともっと広い目で観れるようになれるらしい。

宇宙のバランスを保つために彼らは観測者でいて悪に寄りすぎてもいけないしその反対も同じことで、自分たちの考えを押し付けたりもしない。


ザラブやメフィラスの存在を認めていることも善悪の存在を認めていると思うんだよね。

本当は物事に良いも悪いもなくて、それでも皆が自分勝手に動くと困る人もいるから決まり事があってメフィラスとウルトラマンの会話でも宇宙には協定があるとかそんな話があったような。

マルチバース(多元宇宙)の用語が出てきてなんかうれしかった。ベリアル銀河帝国でマルチバースのことを知ったから。

外星人っていう呼び方がいいなと思った。外国から来た人みたいで。

生まれた星は違っても、同じ宇宙に住んでいる。

怪獣とのバトルは6戦くらいあったかな?なんかすごいどんどん出てきてびっくりしてた。

ウルトラマンが戦ってる時に怪獣にスペシウム光線浴びせると放射性物質が撒き散らされるから光線を使わずに戦ってたところ。


浅見弘子(長澤まさみ)がウルトラマンは自分たちを守ってくれていると断言してくれたのがちょっと安心した。

しかもちゃんとウルトラマンが人間の方を少し振り返りながら怪獣を一緒に宇宙に持って行ったところ。


ここも人間たちに被害が及ばないようにと滝や浅見が察してくれたのが良かった。

ネクサスだと人間側に敵扱いされて攻撃されてたから。主人公の孤門隊員が唯一の味方でネクサスの変身者たちと交流したりウルトラマンに協力していたのを思い出した。

あと禍特対の本部にザラブ星人とメフィラスが来たりしていきなり人間と友好結びたいから条約を締結しましょうとか、押しかけ星人が多すぎぃ!笑

その締結も人間を滅ぼそうとしたりメフィラスは管理下に置こうとしたり人間にとって良いことない笑 いかにも詐欺師!

最初にザラブ星人が来た時は神永に接触して眠らせて監禁した時にこんなこともあろうかとマーカーで足跡を残してたり、浅見に「後は君に託す」と封筒の中に手紙と変身アイテムのベータカプセルを入れていたところ。

人間を信じて大事な変身アイテムを託すってすごいなと思った。しかも拉致されてる間にネットで神永がウルトラマンだとザラブ星人にバラされていたのがびっくり。意外と早い段階で人間にばれてしまった。

神永に疑念を抱きながらも浅見は彼を助けに行って、外で暴れてるニセウルトラマンを倒してもらうためにベータカプセルを渡す場面がよかった。

なぜ自分を助けたのか聞いた時も神永はバディだからと答えていたところもよかった。

ここでビルの天井を突き破って変身するところがおもしろかったし、ニセウルトラマン(ザラブ星人)に捕まってしまった浅見が宙を浮いてしっかり本物のウルトラマンにキャッチして助けてもらったところがウルトラマンらしいなと。

ザラブ星人は見事倒せたけど今度は浅見が巨大化しちゃって、すごいびっくりしちゃった笑 浅見演じる長澤まさみさんが今作でめっちゃ体を張ってます。


それもメフィラスの持つベータカプセルと同じ原理のシステムを使ったプレゼンテーションで人間と契約結びましょうといかにも胡散臭い。

人間側にベータシステムを渡らせないようにするために禍特対とウルトラマンが協力して力を合わせていたのがよかった。

メフィラス戦から空気が変わって戦い方も庵野監督節が炸裂してたような…音楽もエヴァっぽい。

エンドロールでお馴染みの鷲巣詩郎さんが作曲してた。それまでは過去のシリーズ曲を使ってて昭和感満載。

ウルトラシリーズは初代とかほかのシリーズはよく知らなくて、ウルトラマン列伝で少し見てたくらいかな。

通しで見ていたのはゼロ、ネクサス、オーブも少し、それでもわかるのは人間側の頑張りが重要でウルトラマンの力に頼りきらず、みんなと力を合わせないと脅威に打ち破れないところ。

ネクサスの場合は人間側が強かったけど背後にいる強大な敵と立ち向かうにはみんなと心を合わせないといけなくて、ベリアル銀河帝国とかサーガとか最後の最後まであきらめないでいたこと。

今回のシンの方も終盤で衛星型のロボットみたいなゼットンが出てきて、宇宙から地球を壊そうとしててもウルトラマンはあきらめず人間を信じていた。


それまでは絶望的な状況に無力感を感じていた人間側も、禍特対の滝へ神永から託されたベータカプセルの原理のデータをもとにもう一度奮い立ち人間の叡智を結集してゼットンへ対抗する力を導き出したところがよかった。

禍特対の中でも船縁由美は最後まであきらめずにゼットンの弱点がないか調べていたところがよかった。

投げやりになっちゃった滝に対しても神永はそう思ってないと彼の机に置かれたUSBを見つつ伝えていたところも。

この方の考察もとても良くて私も考えつかなかったから新しい発見。

ウルトラマンは人間が頑張ってもうだめだって時に力を貸して一緒に戦ってくれる存在だと思う。前に出るのではなく、後ろから支えるような。いつも後ろで見守っている。

一番好きなセリフで「私は神ではなく、君たちと同じ一つの生命体だ」と言っていたこと。

ゼットンの圧倒的な強さに絶望的になった滝が「自分たち人間は小さな生き物」と投げやりになってしまって、


神のような存在のウルトラマンに頼り切ってしまうような言い方をして出て行った彼に、
ウルトラマンである神永が置いて行ったUSB?のデータの中に対ゼットンへの打開策のヒントとなるベータカプセルの原理と共に送られた置手紙。

「君たちと同じ」。うん、そうだよね。地球も人間も、光の星もウルトラマンたちも同じ宇宙から生まれた存在なら同じ生命体。


本当は皆同じ。身分も経歴も能力も関係なく一つ一つの生命体なんだけど、人間は相対的に分けて考えるように外の環境から刷り込まれていてそして自身のエゴ(自我)によって比べたり劣等感を感じたり嫉妬とか、そういうことを感じて苦しんでしまうこと。

このUSBを置いていく前にゼットンに立ち向かうと宣言した神永に滝が無理だと言っていた時なんだけど、その時の神永さんはちょっとだけ笑ってたのが気になってて。

どうやらウルトラマンをデザインした成田亨氏が本当に強い人は戦うとき笑うのだと語っていたとのこと。

ウルトラマンのデザイン秘話とか知らなかったんだけど口元の少し微笑んでいるところにも考えがあって、そういえばウルトラマンの口元ってまっすぐじゃないよねと今気付いた。

米津玄師さんの歌う「M八七」の歌詞にも「微かに笑えあの星のように」っていうフレーズがあったのを思い出した。

弥勒菩薩像のイメージを取り入れているのも初めて知った。なんかわかるかも。

今回のウルトラマンてカラータイマーないけどなんでだろう。初期に作られたデザインにはないから本当の初期をイメージしたのかも。

おすすめされてた成田亨氏の作品集が気になってきた。

劇中で最初の場面で出てきたウルトラマンと人間の神永との遭遇した森が2回くらい出ていて、
人間の神永が寝ている反対側にウルトラマンと融合した神永がいた対比がすごく良くて、ここの場面がきれいだった。

ゾフィーじゃない、ゾーフィが出てきたのはびっくりした。しかも声がおはスタの山ちゃんだった。エヴァの加持さん。


ゾーフィとの会話でわかったのはウルトラマンの本当の名前はリピア。ウルトラマンは人が命名したらからね、そうだよね。


最初はルピアだと思ってて調べたらリピアだった。いい名前。

彼は利他的で優しくて、心が美しい人だと思った。


光の星の掟を破って人間と融合したり自分の命を投げ打ってでも人間を守ろうとしたところは根底に愛があって、深くて大きなものを持っている人だと思う。海のような。

負けるのわかっててゼットンに立ち向かおうとして海に落ちたところも印象的。あきらめなかったり人間を信じていたり。

ウルトラマンて想いの力が強いよね。人間もそうなんだけど。

マシーナリーとも子さんの考察も参考になるところがたくさんあって。

理解した気になってしまうと思い込みが加速する場合もあるから私も気を付けようと改めて思ったこと。

理解には限界があって、わからないことはあっても認めようとする気持ちも大事かなと思う。

理屈じゃなくて、本質的に好きなのかもしれない。言葉はいらないのかも。

ウルトラマン(リピア)自身の声を聞けたのはびっくりした。話さないと思ってたから。


エンドロールで高橋一生さんが声を担当しててそれにもびっくり。ゴジラに出てた役者さん多いね。

最後の方のウルトラマンはどうなったんだろう。人間の神永は生きてたけど。

過去のシリーズでウルトラマンは帰って来たんだからそんな簡単に死んだりしないと思う。

ゾーフィは宇宙全体から見てこの地球にいる人間たちが怪獣倒したりウルトラマンのことを知りすぎた、マルチバース全体にもここの地球のことを知られていずれ人間たちが脅威になるかもしれないと宇宙全体のことを考えて破壊しようとしてたのもわからないでもないけど決定が急すぎる(;^_^A

ここのあたりはええええええって思って顔はびっくりしてたけど声に出なかったからよかった。声が出てたら大変だった。

映画のポスターのキャッチコピー「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン」のセリフはゾーフィが言っていてえってちょっとびっくりした。人間側が言ってるのかと思ってたから。

作中でウルトラマン(神永)を演じる斎藤工さんがめちゃめちゃかっこよくて変身する時もかっこいい。人間の中に外星人がいる存在感。


見ていてそうそうウルトラマンってこんな感じだよねって改めてウルトラ作品だなと思って。

浅見を演じた長澤まさみさんも大活躍してた。アスカみたいな感じだったけどウルトラマンに理解があったり一番体を張っていたのでは。

あと禍特対の本部のシーンでキュウべえの柄のコップがあったような…「魔法少女まどかマギカ」もキュウべえは宇宙から来てたけど。


まどかはネクサスに似てると言われてたこともあったっけ。
ネクサスといえば管理官がちょっとだけ今作に出てたそう。一瞬でよくわからなかった。

主題歌の米津玄師さんが歌う「M八七」がとても素敵でMVは事前に見ていて映画観終わった後に曲買ったくらいよかった。

作中に沿った歌詞とか見た後にエンドロールで流れているのを聞くと感慨深い。

一回見ただけなのでうろ覚えで書いたので間違いがあればご了承ください。

正統派のウルトラ作品。ウルトラマンを知らない人も好きな人もおすすめしたいくらいよかったです。

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さざなみ
最近ウルトラマンを見てウルトラ作品に再ハマりしました。 可愛いもの好き・キラキラしたもの大好き いつもサイトを見ていただきありがとうございます。