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ニチアサの「王様戦隊キングオージャー」を偶然見てみたらめちゃめちゃ面白かった話

特撮

今日の朝起きてテレビを付けると、ちょうどニチアサ（日曜朝のアニメや特撮の放送枠）の先月始まったばかりの新しい戦隊ヒーロー「王様戦隊キングオージャー」が流れていたので見てみましたら、これがすっごくめちゃめちゃ面白かったんです。

 

 

 

 

 

Twitterでも去年放送された「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」も話題になっているとは聞いていましたし、今回のも同じく情報は見ていたのですが、実際に見てみると今の戦隊ヒーローは映像技術も進化していてドラマ性もあり子供だけではなく大人も楽しめる作品になっているんだなあとびっくりしました。

 

 

設定は見聞きしているだけでちゃんと調べていないのですが、武装や合体ロボのモチーフが昆虫で、映画トランスフォーマーのオプティマスが持っていたカッコいい剣みたいなのを主力武器にしていて見た目もカッコいいんですよね。

 

舞台は現代の地球ではなく「チキュー」という異世界で、世界観も背景も現代とは違うファンタジーな作りになっているのがポイント。

 

劇中の背景もハリウッドのバットマンでも用いられたという大きなデジタルディスプレイを使った技術を使っているそうです。

 

確か記事があったはずなんですけれど、背景に使う映像は１年分の撮影を終えているそうなので大丈夫なのだとか。

 

こちらの公式HPにて制作秘話が書かれていました。

 

 

合体した時のバトルシーンも今まで見た戦隊ヒーローの中でアクションもすごく多いですし見ごたえ抜群でした。素直にびっくりしました。

 

 

公式Twitterより今までのお話を５分でわかる動画が公開されています。

 

 

見逃し配信は４話以降は各配信サイトにて放送されるとのこと。

 

お話も今週は５話目でやっと５人目が揃う回でしたが、「チキュー」の世界の中の５つある国のそれぞれの国を治める王様たちで、皆王者の風格をまとった個性あふれるキャラクターばかり。

 

機械が発達した国や見た目が豪華な医療の国、農作物が豊富な江戸時代的な国、そして今回舞台となった裁判所がある中立の国「ゴッカン」。

 

その「ゴッカン」という国の国王であり裁判長でもある「リタ・カニスカ」が最初の発表でも見ていた通り本当にカッコいい人で、クールな見た目と反して実は可愛いもの好きな苦労人気質の真面目な人でした。

 

レッド担当の「ギラ」が悪人の疑惑で裁判にかけられるのですが、設定で聞いていた通り普段は俺様キャラを演じていて、実はすごく優しい素直な人物が垣間見れる一面が見られたのがとても良かったです。

 

国王で裁判長のリタが彼が悪人である証拠を自ら各国を周って調べていくのですが、終盤で集めた証拠から出した判決の理由にもまさかのドラマ性がありましたし、ここで知ったのですがギラは元々国王の血筋を引く人だったこと。

 

変身できるのも王の資格がなければ出来ないそうで、生体認証を突破して変身出来たことやギラと同じ国出身のラクレスという彼を良く思わない人物と実は兄弟でラクレスがギラのお兄さんという新事実。

 

ギラの国に訪れた時にリタがラクレスを平手打ちしたんですけれど、その時は蚊がいたからと言っていたのですが実は彼の遺伝子情報を採取するためで、監獄に収監されているギラの髪の毛を一本抜いたリタの部下（モルフォーニャ）の行動も、実は彼らの遺伝子情報から照合していた背景にも上手くお話が作られていたと思いました。

 

遺伝子情報を調べた医療の国の国王「ヒメノ・ラン」の活躍も見た目はマリーアントワネット的なのに優秀な医者としての描写もあったのが良かったです。

 

全員王様なので戦う時もまだチームワークが出来ていないせいか合体しても皆バラバラで、それでも最後は一体となって戦う一面も面白かったです。

 

アクションも背景シーンも今まで見たことがない戦隊ヒーロー物だったのでびっくりしました！これはめっちゃお金をかけているのでは・・？

 

 

アイテムもロボットもカッコいいので欲しくなりますね！変身する時に剣を使うのもすごくカッコいい。スチームパンクっぽいのも好きですし、ロボット内のコクピットもファンタジーと機械が融合したアニメ「天空のエスカフローネ」を思い起こさせてとても良いです。