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【ちいかわ】久しぶりに見たらますます涙あり苦さもありな熱~いバトル系少年漫画になっていた件

ナガノ先生がTwitterで更新している漫画『ちいかわ(なんか小さくてかわいいやつ)』

何度か当ブログでも感想を書いたことがありましたが途中で何となく合わなくなって離れていたんですけれど、ちいかわの仲間・うさぎと討伐対象のモンスターと戦うファンアニメの動画を見かけてそれが超絶面白かったので公式も超久しぶりに覗いてみました。

ちなみにファン動画がこちら。すごいです。カッコいい。ジャンプで連載してるんじゃないかと錯覚するくらい。

うさぎって最初のころは何を考えているかわからないし段々と話が進むごとにつれて彼は草むしり検定も3級だったかな、ハチワレよりも階級の高い資格を持っていて天才肌で強くて友達のちいかわ達を助けたりと仲間想いなところがあるのがわかってから好きになっていったキャラクターですね。

そして久しぶりに公式Twitterを覗いてみたら、新しいキャラクターがいるではないですか!

討伐対象としてモンスターを狩ろうとするちいかわ達の前に現れたでっかくてかわいい(?)キメラみたいな。モフモフしてて目の形もかわいい。

あっけなく返り討ちにされてしまうのですが、ここでこのでっかくてかわいいモンスターは不思議な行動をします。ちいかわ達の前を横切った小さなカエルを見て指を差すんですね。

これなんだろうと思ったら、どうやら彼はわがままなモモンガと同じように元々この姿ではないようです。

回想シーンから彼(彼女)はちいかわと一緒に働いていた時の同僚らしくオフィスグリコのお菓子やパジャマの服を通して仲良くなった子だったようです。

そういえばこの話見たことありますね。そんな話もあったなと思ったらまさかこの同僚の子がこんなことになっていたとは・・

あの小さなカエルを見て指を差したのはあの時のオフィスグリコの自分だと教えていたのではないのだろうかと思ってしまいました。

共通の話題で仲良くなったと思ったら・・ちいかわの世界は農耕ではなく狩猟が基本のようでどこかから生えてくる食べ物とかそれを採ったりして生きて行っているみたいですね。

「食うか食われるか」の世界でこのオフィスグリコの子は強大な力を手に入れましたがどちらにせよ追われる立場にいるのは変わらないんですよね。いつかラッコ師匠のような最強ランカーたちに狩られる可能性もありますし。

幽遊白書の戸愚呂弟も元は人間でしたが、力を手に入れるために魔界と取引したんでしたっけ・・まるでジャンプとかの少年漫画でよくあるような力の代償に魂を売った的な、本人はとても幸せのようですがこういう展開って後にあまりいいことがなかったような(^▽^;)

鋼の錬金術師も思い出しました。等価交換・キメラという設定もこれに似たようなものを感じました。

今回のグリコの話でちいかわの世界観やその『幸福論』について解説しているのを見つけたので紹介します。

確かにちいかわの世界は見た目はほのぼのとしていて、その実厳しい世界でもあります。

最初に見たころはナガノ先生が別作品で執筆されている『もぐらコロッケ』もなかなか厳しい世界観であちらもめちゃめちゃダークなんですよね(^▽^;)

久しぶりに読んでいくとちいかわも最初の頃より成長していて仲間のために一人でモンスターと戦ったり、監獄編でうさぎが大活躍したり厳しい現実を目の前にしてもハチワレと3人で力を合わせて困難に立ち向かう姿がアツ~いんですよね。

モモンガやグリコの子とは違った道、仲間と協力することが困難を打開し絆を深めていく姿に感動!う~んこれはイイ少年漫画!

ラッコ師匠が出てきたあたりからなんか少年漫画っぽくなってきたなと思ったらバトル要素が強くなったりホラー要素も強くなって個人的に「かわいい顔したホラーMだろと、そう思いました笑

ホラーMで掲載されていた犬木加奈子先生の『たたりちゃん』『不気田くん』に通じるようなおどろおどろしい要素が入っていると思います。いいですね!

あとなんかこのカオスってる狂った感じが松本次郎先生の作品にも通じる何かがあって懐かしくて大好きですね~

ちいかわはアニメも放送していてお店に行くとお菓子売り場にちいかわが売っていたりと一度離れていてもまあまあ気にはなっていましたが、久しぶりに見てこんなにゾクゾクするとは思いませんでした!本買います!